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現在の場所: ホーム Users YAMADA Masaki 2008 0809 ソフトウェアにおける機能から様相へ

ソフトウェアにおける機能から様相へ

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2008年9月11日, UMTP (UMLモデリング推進協議会) のモデリング技術セミナで, 「ソフトウェアにおける機能から様相へ」というお話しをしてきました.

聴衆はUMLモデリングのプロばかり50人ほど. モデリング, と言うよりはソフトウェア開発というものがこれからどう変わっていく (べき/だろう) か, という話を「機能から様相へ」という視点からお話ししました.

「機能から様相へ」という言葉自体は1980年代の建築家のものです. それを換骨奪胎してみました. 最近ではさらに若い建築家から「アルゴリズム的思考」, 「超線形設計プロセス」などという概念が提案されており, 刺激になります.

我々の今までのモデリングの対象は「システム」であり, 「機能」であるわけですが, 個々の機能を一つずつとりあげてモデリングしていくのがソフトウェアの本当のありようだろうか? という疑問が出発点です. 個々の機能の裏には, 例えば業務系ならばビジネスや人やモノやコト, プロセスのダイナミックな広がり (様相) というものがあるはずです. 我々はむしろそれをモデリングしなければならないのではないか, 様相のモデリングから機能は「摘み出される」「抽出される」べきではないかというのが「機能から様相へ」論の骨格です.

同じ話はソフトウェア・シンポジウム2008のモデリング・ワークショップでもしてきました (「機能はただである」).

こんな話で大丈夫かなと若干不安だったのですが, さすがに経験を積んだモデラの皆さん, ご理解いただけたようで, 有り難うございました.

その後のワークショップではモデリング技術部会のメンバからの厳しい尋問にあったわけですが:-)

講演の資料と, その後に行われたワークショップの模様はUMTPのWebサイトにアップロードされました.

講演で使ったスライドを, 関連コンテンツに付けておきます.